ダイブコンピュータとは

ダイブコンピュータは、安全なダイビングを行うために必要な情報をリアルタイムで管理する重要な器材です。
水中環境におけるダイバーの状態を示し、ダイビングのサポートをしてくれます。
考えてみてください。
スピードメーターや計器類のない自動車を公道で運転することができますか?
ルールに沿った運転はできないと思います。
ダイビングの安全には欠かせないツールになります
主な機能
ダイブコンピュータには、以下のような機能があります。
- 水深計
- 潜水時間の計測
- 減圧理論に基づく体内窒素の吸収・排出管理
- 減圧不要限界(NDL)の表示
- 減圧停止の計算
- 浮上速度の監視
- 酸素暴露量(CNS)の管理
- 水温計
- デジタルコンパス
- トランスミッタによる残圧表示
種類の違い
リクリエーショナルダイビング用
- 減圧不要限界内でのダイビングを前提に設計
- 減圧停止表示は「緊急対応」としての意味合いが強い
- 減圧ダイビング自体はルール外
- 減圧が発生した場合はダイビング中止+24時間の休止が必要
➡ 基本的に「減圧を出さない」ためのコンピュータ
テクニカルダイビング用
- 減圧ダイビングを前提に設計
- 体内窒素の残留管理を詳細に行う
- GF(グラディエントファクタ)の設定が可能
- 安全マージンを自分でコントロールできる
※GFの理解がない状態での設定変更は推奨されません
➡ 「減圧を管理する」ためのコンピュータ
減圧アルゴリズムの違い
主なアルゴリズムには以下があります:
- ZHL-16
- VPM
- RGBM
これらの違いにより、
減圧不要限界や減圧停止時間が変わります
一般的に
「厳しい(保守的な)設定ほど身体への負担は少ない」
詳しく知りたい方は、当店のテクニカル講習をお勧めします
酸素暴露(CNS)
- CNS(中枢神経酸素暴露)として表示
- 酸素の蓄積量を管理
※リクリエーショナルダイビングでは影響は少ないが、
テクニカルダイビングでは重要な指標
コンパス機能について
デジタルコンパスは反応が非常に速いため、
安定性に欠ける場合があります。
ナビゲーション重視の場合は、アナログコンパスの併用を推奨
選び方のポイント(重要)
- 自分のダイビングスタイルに合わせる
- レクリエーションかテクニカルかを明確にする
- アルゴリズムの特性を理解する (一緒に潜る人と同じアルゴリズムが好ましい)
- 表示ディスプレイは見やすいもの
当店の考え方
ダイブコンピュータは
「持つこと」ではなく
「理解して使うこと」が重要です。
当店では、実際のダイビングスタイルに合わせて
最適な機種選びと使い方のサポートを行っています。
