最大55mへ。深度を広げるために必要なのは、より慎重な計画と判断
TDI Extended Range Diver(エクステンデッドレンジダイバー)は、空気をボトムガスとして使用し、最大55mまでの計画的な段階減圧ダイビングについて学ぶ上級テクニカルダイビングコースです。
減圧には、ナイトロックスや酸素など複数のデコガスを使用します。
深度が増すほど、
- 窒素ナルコシス
- ガス消費量
- 呼吸ガスの密度
- 酸素分圧
- 二酸化炭素
- 減圧
- 水温
- ストレス
- 器材トラブル
など、考慮しなければならない要素も増えていきます。
そのため、このコースの目的は、
「55mまで潜れるようになること」だけではありません。
深い水深でのダイビングに伴うリスクを理解し、必要なガス、器材、減圧、チーム、サポート体制、緊急時の対応まで含めてダイビングを計画・実施できる能力を身につけることを目的としています。
こんな方におすすめ
- Advanced NitroxとDecompression Proceduresから次のステップへ進みたい
- より深い計画的な減圧ダイビングについて学びたい
- 最大55mまでのテクニカルダイビングを学びたい
- 深い空気潜水のリスクについて理解したい
- 2種類のデコガスを使用した減圧を学びたい
- ガスマネジメントをさらに深く学びたい
- チームだけでなくサポート体制を含めたダイブプランニングを学びたい
- 将来Trimixへ進みたい
- より高度な沈船ダイビングへ進みたい
- 深度だけではなく、ダイビング全体を計画する能力を高めたい
Extended Rangeは、単にこれまでより深く潜るためのコースではありません。
深度が増えることで何が変わるのかを理解し、それに対応するためのトレーニングです。
Extended Rangeとは?
レクリエーショナルダイビングからテクニカルダイビングへ進むと、ダイビングの考え方は大きく変わります。
Advanced Nitroxでは、高濃度ナイトロックスや酸素について学びます。
Decompression Proceduresでは、計画的な段階減圧について学びます。
Extended Rangeでは、それらの知識と技術をさらに発展させ、
空気をボトムガスとして最大55mまでの段階減圧ダイビング
について学びます。
減圧では、ナイトロックスや酸素などを使用し、複数のデコシリンダーを管理します。
つまり、
深度・ガス・減圧・器材・チーム・サポートを一つのシステムとして考える
上級テクニカルダイビングコースです。
最大深度は55m
TDI Extended Range Diverの最大深度は55mです。
しかし、
「55mまで潜れる」という数字だけでこのコースを考えるべきではありません。
深度が増すことで、
- 周囲圧
- ガス消費量
- 窒素分圧
- 酸素分圧
- ガス密度
- 呼吸仕事量
- 減圧義務
- 浮上に必要な時間
などが変化します。
トラブルが発生した場合でも、すぐに水面へ浮上することはできません。
だからこそ、
深度が増えるほど、潜る前の計画が重要になります。
深い空気潜水について
TDI Extended Rangeでは、空気をボトムガスとして使用するダイビングについて学びます。
空気には約79%の窒素が含まれているため、深度が増すにつれて窒素分圧も高くなります。
その結果、窒素ナルコシスの影響が大きくなる可能性があります。
また、深度が増すことで呼吸ガスの密度も高くなります。
そのため、
「空気で呼吸できる深度」と「そのガスを選択することが適切か」は同じ意味ではありません。
Extended Rangeでは、深い空気潜水に伴う特性とリスクを理解したうえで、ダイブプランを考えます。
窒素ナルコシス
深度が増すことで窒素分圧が高くなり、判断力や認知能力に影響を与える可能性があります。
窒素ナルコシスでは、
- 判断力の低下
- 注意力の低下
- 反応の遅れ
- 多幸感
- 不安
- 視野の狭窄
- 手順の間違い
などが起こる可能性があります。
テクニカルダイビングでは、深度が増すほど判断しなければならないことも増えます。
そのため、
「自分はナルコシスに強い」と考えるのではなく、影響を受ける可能性があることを前提に計画する
ことが重要です。
ガス密度を考える
深度が増すと呼吸ガスの密度が高くなります。
ガス密度が高くなることで呼吸仕事量が増え、二酸化炭素が蓄積しやすくなる可能性があります。
そのため深いダイビングでは、
- 深度
- ガス
- レギュレーター
- 呼吸
- 運動量
- フィンワーク
- 流れ
- ストレス
なども考える必要があります。
単に、
「レギュレーターからガスが出ているから呼吸できる」
という問題ではありません。
このコースで学ぶこと
TDI Extended Range Diverでは、深い段階減圧ダイビングを計画・実施するために必要となる知識を体系的に学びます。
ディープエアダイビングの歴史
深い空気潜水がどのように発展してきたのかを学びます。
同時に、
- Extended Rangeの範囲
- トレーニングの限界
- テクニカルダイビングのリスク
- ダイバーとしての責任
について考えます。
歴史を知ることで、
現在なぜこのようなトレーニングや安全手順が必要なのか
を理解していきます。
物理学
深度が増すことで、圧力や呼吸ガスがどのように変化するのかを復習します。
主に、
- 圧力
- MOD
- ベストミックス
- ガス消費量
- ガス密度
- 酸素分圧
- 窒素分圧
などについて学びます。
計算式を覚えることが目的ではありません。
計算した数字が実際のダイビングで何を意味するのか
を理解することが重要です。
生理学
Extended Rangeでは、深度に伴う身体への影響について詳しく学びます。
主に、
- 低酸素症
- CNS酸素中毒
- OTU
- 窒素ナルコシス
- 窒素の吸収と排出
- 二酸化炭素
- 一酸化炭素
- 低体温
- 高体温
- 減圧症
などについて学びます。
深いダイビングでは、一つの要因だけを見るのではなく、
複数の生理学的なリスクが同時に存在すること
を理解する必要があります。
減圧理論
Extended Rangeでは長い減圧が必要になる場合があります。
そのため、
- 不活性ガスの吸収と排出
- 組織コンパートメント
- ハーフタイム
- 飽和
- 過飽和
- M値
- 減圧モデル
- Bühlmann
- Gradient Factors
- VPM
- RGBM
- サイレントバブル
- 浮上速度
などについて学びます。
重要なのは、
減圧ソフトウェアが表示した数字をそのまま使うことではなく、その計算が何を意味しているのかを理解すること
です。
2種類のデコガスを使用する
Extended Rangeでは、減圧をより効率的に行うため、ナイトロックスや酸素など複数のデコガスを使用します。
LOVE & BLUEのトレーニングでは、基本的に2本のデコシリンダーを使用します。
複数のデコガスを使用することで、
- MOD
- ガススイッチ深度
- 酸素分圧
- 酸素曝露
- 減圧時間
- 必要ガス量
など、管理しなければならない情報も増えます。
そのため、
「ガスを持っていること」ではなく、「正しいガスを正しい深度で確実に使用すること」
が重要です。
ガススイッチ
複数のガスを使用するExtended Rangeでは、ガススイッチは重要な手順です。
計画された深度で、
- 現在の深度
- 使用するシリンダー
- MOD
- ガスの種類
- レギュレーター
- チーム
を確認してからガスを切り替えます。
ガススイッチは、
単にレギュレーターを交換するスキルではありません。
間違ったガスを間違った深度で呼吸しないための確認プロセスです。
ガスマネジメント
深度が増すほどガス消費量は大きくなります。
さらに減圧義務があるため、トラブルが発生しても直接水面へ浮上することはできません。
そのため、
- 自分のSAC
- バディのSAC
- チームのガス量
- 最大深度
- ボトムタイム
- 浮上時間
- 減圧時間
- ガスシェア
- 緊急時に必要となるガス
などを考えてガスを計画します。
重要なのは、
「何本持っていくか」ではなく、「トラブルが発生してもチームとして帰れるだけのガスがあるか」
です。
ダイブプランニング
Extended Rangeでは、水中に入る前の計画が非常に重要です。
主に、
- 最大深度
- ボトムタイム
- ボトムガス
- デコガス
- ガス消費量
- MOD
- 酸素曝露
- 窒素曝露
- 減圧スケジュール
- 浮上速度
- 海況
- 水温
- チーム構成
- サポート体制
などを考えます。
さらに、
「予定どおりにならなかった場合どうするか」
も事前に計画します。
コンティンジェンシープラン
Extended Rangeでは、通常のダイブプランだけではなく、トラブルが起きた場合の計画も重要です。
例えば、
- ボトムタイムを超過した
- 計画より深くなった
- ボトムガスを失った
- デコガスを失った
- ガススイッチができない
- SMBを失った
- 浮上ラインを見失った
- バディがガスを失った
- 器材が故障した
- 減圧を省略してしまった
- 酸素中毒が起きた
などを想定します。
トラブルが起きてから考えるのではなく、潜る前に「もし」を考える。
これがテクニカルダイビングの重要な考え方です。
チームだけでなくサポートまで考える
Extended Rangeのような深い減圧ダイビングでは、水中のダイバーだけですべてを考えるとは限りません。
ダイビングによっては、
- チームダイバー
- サポートダイバー
- ボートスタッフ
- 水面サポート
などを含めてオペレーションを計画します。
誰が何を担当するのか。
トラブルが発生したとき、誰がどのようにサポートするのか。
ダイビングを「個人」ではなく「オペレーション」として考えること
も、このレベルでは重要になります。
器材について
Extended Rangeでは、深い段階減圧ダイビングに対応するテクニカルコンフィグレーションを使用します。
主に、
- ツインシリンダーまたは適切なサイドマウントシステム
- 独立したレギュレーター
- ハーネス
- BCD
- 2本のデコシリンダー
- ダイブコンピュータ
- バックアップダイブコンピュータ
- SPG
- SMB
- スプール/リール
- ライト
- バックアップライト
- バックアップマスク
- ラインカッティングデバイス
などを使用します。
器材が増えるほど安全になるわけではありません。
必要な器材を適切に配置し、トラブル時にも確実に操作できること
が重要です。
ランドドリル
水中へ入る前に、陸上で器材・ガス・チーム・緊急時の対応を確認します。
ハンドシグナル・ライトシグナル
基本的なハンドシグナルに加え、テクニカルダイビングで使用するコミュニケーションを確認します。
視界の悪い環境や暗い場所では、ライトを使ったコミュニケーションも重要になります。
器材の選択と準備
長い減圧を伴うダイビングに必要となる器材を選択し、ダイブプランに合わせて準備します。
器材の取り回し
装備しているすべての器材について、
- どこにあるか
- どのように操作するか
- トラブル時にアクセスできるか
を確認します。
ガス分析
使用するすべての呼吸ガスを分析します。
- 酸素濃度
- MOD
- シリンダー
- 分析結果
を確認し、記録します。
自分が呼吸するガスは、自分で確認する。
これはテクニカルダイビングの基本です。
チームワーク
複数のデコシリンダー、SMB、ガススイッチなどを使用するため、チーム内での位置や役割を確認します。
バディレスキュー
バディにトラブルが発生した場合の対応を練習します。
ストレスやパニックなど、心理的な側面についても考えます。
緊急浮上
酸素中毒や意識を失ったダイバーなど、重大なトラブルを想定した対応について練習します。
水中で身につけるスキル
Extended Rangeでは、個別のスキルを一度成功させることだけが目的ではありません。
深い減圧ダイビング全体を、チームとしてコントロールできること
を目指します。
浮力コントロール
手やフィンを使わず、中性浮力で安定してホバリングします。
特に長い減圧停止では、安定した深度管理が重要です。
トリム
複数のシリンダーを装備した状態でも、安定した姿勢を維持します。
ガス消費によるシリンダーの浮力変化も考えながら、ダイビング全体を通してバランスを管理します。
チームワークとアウェアネス
- 自分
- バディ
- チーム
- ガス
- 深度
- 時間
- 減圧
- 器材
- 周囲の環境
を継続して把握します。
一つのスキルへ集中したときに、他の情報が見えなくならないことが重要です。
2本のデコシリンダーの管理
中性浮力を維持した状態で、2本のデコシリンダーを管理します。
必要に応じて、
- ドロップ
- 回収
- 再配置
などを行います。
シリンダー操作中も浮力・トリム・深度・チームへのアウェアネスを維持します。
ガススイッチ
チームで相互確認を行いながら、計画された深度で正しいガスへ切り替えます。
複数のデコガスがあるほど、確認手順は重要になります。
ガスシェア浮上
ガス供給に問題が発生した状況を想定し、ガス提供者とガスを受け取るダイバーの両方を経験します。
減圧義務がある状態では、
ガスを共有しながら必要な浮上・減圧を続ける
必要があります。
デコガスロス
デコガスを失った状況を想定し、残されたガスを使って新しい減圧計画を考えます。
重要なのは、
予定どおりにできなくなったときに、何を基準に判断するのか
を理解することです。
バックアップマスク
マスクを失った場合を想定し、中性浮力を維持したままバックアップマスクへ交換します。
マスクなしでの移動
マスクを失った状態や視界を失った状況を想定したトレーニングを行います。
トラブルが発生しても、浮力・姿勢・チームとの位置関係を失わないことを目指します。
レギュレータートラブル
レギュレーターの故障やフリーフローなどを想定し、
- 問題を認識する
- 原因を判断する
- バルブを操作する
- バックアップへ切り替える
- チームへ伝える
という一連の対応を練習します。
ナビゲーション
そのダイブサイトに適したナビゲーション方法を使用し、計画したルートをチームとして移動します。
深い場所では、ルートの間違いがガスや減圧計画に大きく影響する可能性があります。
SMBとドリフト減圧
浮上ラインが使用できない状況などを想定し、ボトムからSMBを展開して浮上します。
その後、SMBを基準にしながらドリフト減圧を行います。
状況に応じて、
- サポートダイバー
- ボートスタッフ
との連携についても経験します。
疲労ダイバーへの対応
水中や水面で疲労したダイバーをサポートする方法について練習します。
Extended Rangeでは、自分自身だけでなくチームメンバーの状態を把握することも重要です。
緊急レスキュー
意識を失ったダイバーなど、重大なトラブルを想定したレスキュー手順についてもトレーニングします。
深い減圧ダイビングでは、
自分の安全、バディの安全、減圧義務
など複数の問題を同時に考える必要があります。
この講習で最も大切なこと
Extended Rangeという名称から、
「もっと深く潜るためのコース」
と思われるかもしれません。
確かに最大深度は55mです。
しかし、深度そのものが目的ではありません。
深くなることで、
- ナルコシスが強くなる
- ガス密度が高くなる
- ガス消費量が増える
- 減圧時間が長くなる
- トラブル時の選択肢が減る
- 水面へ戻るまでの時間が長くなる
という変化があります。
そのすべてを理解したうえで、
「このダイビングを本当に実施する意味があるのか」
まで考える。
それが上級テクニカルダイバーに必要な判断だと考えています。
参加条件
TDI Extended Range Diverを受講するための基本的な条件は次のとおりです。
- 18歳以上
- TDI Advanced Nitrox Diverまたは同等資格
- TDI Decompression Procedures Diverまたは同等資格
- 100本以上のログダイブ
- そのうち25本以上が30mより深いダイビングであること
このコースでは深い段階減圧ダイビング、複数のデコシリンダー、ガススイッチ、緊急時対応などを行います。
そのため、
- 浮力
- トリム
- フィンワーク
- ガスマネジメント
- チームワーク
- アウェアネス
- 減圧ダイビング
などのスキルと経験が安定していることが重要です。
現在のスキルや経験について不安がある場合は、受講前にご相談ください。
海洋実習
LOVE & BLUEでは、TDI Extended Range Diverの海洋実習を最短4日で開催しています。
海洋実習では、
- ダイブプランニング
- ガス分析
- ガスマネジメント
- 浮力
- トリム
- チームダイビング
- 2本のデコシリンダー管理
- ガススイッチ
- ガスシェア
- ガスロス
- レギュレータートラブル
- バックアップマスク
- SMB
- ドリフト減圧
- サポートダイバーとの連携
- レスキュー
- 実際の段階減圧
などを組み合わせながらトレーニングします。
単に深度へ到達するのではなく、
計画したダイビングをチームとして安全に完結させること
を目指します。
講習料金
TDI Extended Range Diver
講習申込料 220,000円
別途、
- 教材代
- 海洋講習費
- 必要な呼吸ガス代
が必要となります。
海洋実習:最短4日
海洋実習費:33,000円/日
使用するナイトロックス・酸素などの呼吸ガス代は、ダイブプランや使用量によって異なります。
詳しい料金・日程についてはお問い合わせください。
認定について
講習日数やダイビング本数を終了すれば、自動的に認定されるものではありません。
TDI Extended Range Diverとして必要となる知識と技術を理解し、認定基準を満たす必要があります。
主な修了条件として、
- TDI Extended Rangeの学科試験に合格する
- 必要なオープンウォータートレーニングを安全かつ適切に実施する
- 適切なダイブプランを作成できる
- 必要なガス量を計算・管理できる
- 複数のデコガスを安全に使用できる
- 浮力・トリムを維持できる
- チームとして適切に行動できる
- 緊急時に適切に対応できる
- ダイブプランニングと実施において慎重で適切な判断ができる
ことなどがあります。
LOVE & BLUEでは、
「55mまで到達できた」ことより、「そのダイビングを計画し、管理し、安全に完結できる」こと
を大切にしています。
認定後にできること
TDI Extended Range Diver認定後は、インストラクターの直接監督を受けずに、トレーニングを受けたものに近い活動・場所・環境条件で、最大55mまでの計画的な段階減圧ダイビングを実施するための知識と技術が身につきます。
ただし、認定後すぐに条件の大きく異なるダイビングへ進むものではありません。
- 深度
- 流れ
- 水温
- 視界
- ボトムタイム
- 減圧
- 使用器材
など、講習で経験した条件から少しずつ経験を広げていくことが重要です。
Helitroxとの違い
HelitroxとExtended Rangeは、どちらも高度な減圧ダイビングを扱いますが、使用するボトムガスが大きく異なります。
TDI Helitrox Diver
ヘリウム35%以下、酸素21%以上のHelitroxを使用し、最大45mまでの減圧ダイビングについて学びます。
TDI Extended Range Diver
空気をボトムガスとして使用し、最大55mまでの段階減圧ダイビングについて学びます。
つまり、
「HelitroxよりExtended Rangeの方が上だから深く潜る」
という単純な関係ではありません。
使用する呼吸ガスが異なり、それぞれ違ったリスクと目的があります。
目標とするダイビングによって、どのトレーニングへ進むかを考えることが重要です。
Trimixという選択肢
深度が増すほど、
- 窒素ナルコシス
- ガス密度
など、空気を使用することによる問題も大きくなります。
そこで、窒素の一部をヘリウムに置き換えたTrimixを使用するという選択肢があります。
つまり、
深く潜る=必ず空気を使う
わけではありません。
深度、目的、環境、ガス、経験などを考えながら、
そのダイビングに適した呼吸ガスを選ぶこと
が重要です。
将来さらに高度な大深度ダイビングへ進む場合は、Trimixトレーニングという選択肢があります。
次のステップへ
Extended Rangeで経験を積んだ後は、目的に合わせてさらに高度なテクニカルダイビングへ進むことができます。
沈船内部へ
TDI Advanced Wreck Diver
沈船内部など、直接水面へ浮上することのできないオーバーヘッド環境で必要となるラインワーク、ガスマネジメント、チームダイビング、緊急時対応などを学びます。
Trimixへ
さらに深い領域では、窒素ナルコシスやガス密度を管理するため、ヘリウムを含むTrimixを使用するトレーニングへ進むことができます。
深く潜れることより、深く潜らない判断
テクニカルダイビングのトレーニングが進むと、より深い水深、より長いダイビング、より複雑なダイブプランを実施できるようになります。
しかし、できることが増えるほど重要になるのが、
「今日はやらない」
という判断です。
海況が悪い。
チームの調子が良くない。
器材に違和感がある。
ガスが予定どおり準備できない。
自分自身が100%ではない。
そのようなときに、
「認定を持っているから潜れる」ではなく、「今日はこのダイビングを行うべきではない」と判断できること。
それもExtended Rangeレベルのダイバーに求められる重要な能力だと考えています。
TDI Extended Range Diverについてお問い合わせ
「Extended Rangeへ進みたい」
「自分の経験で受講できる?」
「Helitroxとどちらへ進めばいい?」
「サイドマウントで受講したい」
「将来Trimixへ進みたい」
「戦艦陸奥でテクニカルダイビングをしたい」
まだ具体的なトレーニングプランが決まっていなくても構いません。
現在の認定資格、ダイビング経験、使用している器材、そしてこれからやってみたいダイビングをお知らせください。
目的に合わせたテクニカルダイビングのトレーニングプランをご案内します。