

第二砲塔上の、舷側の水平および垂直防御鋼板の厚みが確認できます。図の水色に塗られた部分が、厚さ70㎜のHT鋼(高張力鋼)で、赤色の部分が、厚さ229㎜のVC鋼(表面硬化装甲用鋼板)です。

▲下に剥がれるようになっているのがHT鋼板、上の板がVC鋼板。VC鋼板は、板の中腹で剥離が生じています。
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本記事は、陸奥プロジェクトの制作本 『戦艦陸奥 誕生から100年の歴史を視る(1)』のダイジェスト版です。本書はLove & Blueにて好評販売中!お気軽に下記までご連絡下さい。
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書名: 戦艦陸奥 誕生から100年の歴史を視るⅠ
副題: 写真と図で徹底解説、海底に残された陸奥の記録
制作: 陸奥プロジェクト
印刷所: 東京カラー印刷株式会社
頁数: 56ぺージ
初版 発行日: 2024/8/12
第二版改訂版 発行日: 2025/4/4
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